SP1
3-1:歩くことで頭がスッキリ!
3-2:骨盤のズレの簡単チェック方法

最近ではウォーキングをされる方が増えてきました。歩くという動きは、私たち人間が二足歩行をし始めて以来、生活を営む中でもっとも基本となる動作の一つで、全身を使います。
足を動かし、腕を振り、全身のバランスを腰で整えて行う運動です。

この二足歩行ができるのは、人間が重心をうまく保って動いているからなのです。健康であれば姿勢正しく、きれいに歩くことができます。しかし、年齢を重ねていくうちに、筋力が衰えたり、どこかに障害を持つと、歩く際にヒザを高く上げられなかったり、歩幅が小さくなったり、腰が曲がったりしていきます。


最近の報告では、全身の筋肉の約3分の2が集まる下半身を中心に動かせるウォーキングをすることは、筋肉を動かす指令を送る脳を稼動させることにもなり、さらに筋肉の伸縮運動をし続けることは、血液のめぐりを良くすることにもなり、脳が活性化するとも言われています。

だからウォーキングをすればすっきりして、爽快な気分になるのかもしれません。

体の冷えは筋肉の冷えにも繋がります。冷えれば筋肉の伸縮性がなくなり、凝り固まってしまいます。筋肉の可動域が狭まれば、怪我の元にもなります。だからスポーツ前、特に冬場でのウォーミングアップが大切だと言われています。


入浴後のストレッチの方が体が伸びやすいのと同様、体(筋肉)をケアするには赤外線で体の芯から温めることも大切です。
いきなり早や歩きをするよりも、ある程度温まってから適度な速度で歩くのがいいでしょう。

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