SP1
1-1:海の生き物からのヒント
1-2:カッコ良く泳ぎたい!

マグロやイルカのように速く泳ぐには、同じような動きをすれば、、、と考えても骨格や可動域が人間とは異なるので、同じように動くことは出来ません。
でも動きは重要で、いかに水の抵抗を受けることなく泳ぐかが大事なポイントになってきます。
ただむやみやたらに腕を回して水を掻いても体力は奪われるし、より抵抗を受けることになります。

泳ぎのプロとアマチュアの違いは何か? 
そして泳げる人と泳げない人の違いは何か?と考えたとき、あなたはどのような違いを思い浮かべますか?

私たちが目をつけたのは、フォームに違いにポイントを当てました。特に足の下がり具合が顕著に違いが見れます。泳げない人はまるでおもりを足につけたように泳ぎます。何故このように違いが出るのでしょうか?


それは、2つのパワーバランスが関係していて、体の重心と浮く力の浮心に着目しました。
泳げない人は重心が足の方にあるので、バランスが崩れ、足が下がっていきます。トップ選手ほどその距離が少なくゼロに近いのです。
いかのその距離を近づけて理想的なポジションに持っていくかが重要です。
そのゼロポジションになればなるほど、水から受ける抵抗は少なくすることができます。

実は、足が下がれば、背中から足にかけて水面との間に約1トンもの水を背中に背負うことになるんです。
だから泳ぐときのフォームって本当に大切なんですよね!!

ヤマモト未来研究所では、抵抗を受けない皮膚の研究だけではなく、速く泳げるベストポジション(=ゼロポジション)の研究もしているんです。

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