ヤマモトの工場に入ってからは、原料の品質チェックを行った上、巨大なミキサーやロール、ニーダー(練る機械)などを通った後、異物混入を防ぐ処理を施され、シート状に成形してから、高温高圧を加えることの出来るプレス機にかけられ、ゴムの原板シートが出来上がります。
これらの機械は特別に作られたもので、特に複数あるラインの内の1つのプレス機はプレスをする部分だけでも全長5メートルを越えるサイズで、世界でも類を見ない巨大なものを使用しています。この世界一とも言えるプレス機の熱板(シート表面に直接熱を加えるところ)は、±0.5℃以下の温度差でコントロールするシステムを導入し、まさに「職人技」を行って製造しています。
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