ジャパンプレミアムにこだわるヤマモトの工場の秘密とは

未来科学研究所が推し進めてきた身体が本来持つ正しいポジションに戻す「ゼロポジション メソッド」。

その1つ目が水泳時に身体が受ける水の抵抗を軽減させるボディポジションを習得できるトレーニング水着。
2つ目が運動時の軸ブレを減らし、本人が持つパフォーマンスを引き出すスポーツベルト。

3つ目が赤外線を放射する素材を使用し、肋骨や骨盤を調整するボディリカバリーベルトとウェア。

このように「ゼロポジション メソッド」に基づき未来研究所は、姿勢や骨格、体のバランスについて研究を行い、製品の開発をしてきました。


そして新たに4つ目として「体幹を整え、正しい重心のかけ方や筋肉の使い方をすることで、美しいボディラインを作る」ことを目的とする新たな研究を始めることにしました。

まず、未来科学研究所は従来のベルト幅を広くし、巻く位置もウエストにしました。そしてウエストのラインづくりにプラスして身体の左右のズレの動きを防止させるために左右のバンドを付属。さらにベルトの素材により、赤外線で温められ、身体の活性化を促し、筋温の低下を防ぐことにしました。



次にボディラインの一番のポイントは「体幹」であることが重要点だと考えました。
近年では「脊柱管狭窄症」という障害の腰痛が多くなっており、健康誌などでよく話題に取り上げられています。
これまでの腰バンドはご存じの通り、ベルトを巻いた上にさらに後ろの背骨の部分で固定されたバンドを引っ張っ装着をします。固定して締め付けることで重い荷物を持つ時には有効的ですが、姿勢としては腰を前に押し出すような形になり、しかもその体勢で長時間装着することに疑問を感じ、根本的な解決に至っていないと思いました。

一般的には自己復元力によって、偏った筋肉の使い方をしても、時間の経過とともに元の正常な形に戻りますが、クセのある使い方や固定をしてしまえば、その筋肉を使った方向へ歪みが残ってしまいます。正しい姿勢で、正しいバランスで筋肉を使い、正しいポジションで身体を動かすことが大切で、それを程よく身体に認識させることが重要です。

そこで未来科学研究所は背中側に力が加わるような方法を考えることにしました。
世の中には様々な武道がありますが、特に日本の武道を想像してください。
竹が一本通ったようなピンとした姿勢を思い浮かびませんか?
合気道をはじめとする武道では次のようなことを言われることがあります。

「肋骨を背中の方へ下に引きなさい。」
初めて聞いた人はどういうこと?と考えるでしょう。しかし真髄はそこにあるのです。
それができれば、自ずと背中が動き、上手に筋肉を使うことができ、大きな力も出るのです。

未来科学研究所は試行錯誤するなか、何気なくウエストに使用していたバンドを背中に伸ばして真一文字に装着してみたのです。すると、、、自然に背中がピンと立ち上がったのです。

本当に?ということで研究員が次々と装着してみました。大半の人の背筋がよくなったのです。
実はその付けた位置が下部肋骨のラインに当たり、ラバー製のバンドが戻ろうとする力で背中側に引き寄せよせようとする力が働いたため、背筋が良くなったのです。
これは背中の中心でバンドをベルトに固定しなかったことで起きた偶然の物理現象で、盲点でもありました。
ウエストのバンドが左右のブレを軽減させつつ、背中のバンドの引き寄せで背筋を立ち上げる。まさに日本美の姿勢に変わるのです。



未来科学研究所は姿勢改善の傾向がみられたので、ジャイロセンサーで足裏にかかる体重の乗っかり具合も計測しました。
普段ヒールを履く女性の方は前に体重が乗っていることが多く、また体重がある方はヒザが上がらず、すり足になりやすいので、後ろに体重が乗ってる人が多いというようなことが分かるセンサーです。

この体幹ベルトを装着して計測したところ、より理想的な位置である足首の下にきちんと体重が足に乗っかることが分かってきました。それは、前のめりの人でも、外側に体重が乗っている人でも中心への改善傾向がみられたのです。

足には本人の体重が全て乗ります。正しい位置に体重が乗らないと、足首やヒザに負担がかかり、怪我をしやすくもなります。また日本人はO脚の方が多いとされていますので、筋力が衰える年配者になれば、全体的に姿勢も悪くなってしまいます。


正しい姿勢をすることが、より健康的にいられることにもつながるのです。そんな健康な生活を維持できる体幹を大事にしたベルトが完成したのです。姿勢が変わると別人のようになります。

そしてこのベルトを使って様々な研究が行われようとしていますが、それはまたの機会に。